きのこマイスター 「きのこは、植物でも動物でもなく、菌類に分類されます。」と、説明する渡辺剛さんは、きのこセンターの二代目です。 種菌の管理(きのこセンターの環境に合った菌を自園で育てている)、菌床を作る、栽培管理、育成、収穫、包装まですべて自園で行い、多品目(3~6品目)少量栽培しています。 きのこは、なんでも自分の中に取り込んでしまうので、殺菌剤や化学薬品は一切使わず、細心の注意をして育てています。 菌床の材料は、広葉樹や杉のおがくず、フスマ、米ぬか、ジャム粕、ビール粕、ビートパルプ等をブレンドしたもので、収穫後の菌床は堆肥として再利用していています。 水は、ミネラル豊富な富士山の伏流水を使っています。 「生産者は、安全なものしか作ってはいけない!」と剛さんは話してくれました。