生産者による小学校出前授業(令和2年度)

目的

子供たちに食の大切さや地域農業について伝えることで、「地元の農家を支えてくれる消費者」になってもらうことを目指す。

対象

富士市内の小学生458人(6校)

内容

今年度はコロナ禍で実施を見合わせた学校もあったが、少人数に分けて、換気に気をつけるなどの感染対策をして6校(11講座)で行った。

富士地域の生産者が富士市内の小学生に対し、自らの生産物の作り方、工夫している事、美味しい食べ方等について、映像や写真、実物等を用いて分かりやすく説明した。

出前授業当日の給食には、講師の栽培した生産物を使ったメニューが提供された。今年度の講師は計5人であった。


月日場所講師(テーマ)参加人数講座数
令和2年10月15日富士南 小学校鳥居 嗣代様【しいたけ】【出汁の味覚講座】5年生165人5回
令和2年11月11日富士川第二小学校渡辺 剛様【キノコ類 エリンギ】3年生49人2回
令和2年11月20日吉永第一 小学校安藤 徹也様【ほうれん草】3年生64人1回
令和2年12月01日神戸小学校安藤 徹也様【ほうれん草】2年生27人1回
令和2年12月01日原田小学校半田 大策様【蕪】3年生56人1回
令和3年01月13日大渕第一小学校藤森 守様【カリフラワー 】【冬の野菜】2年生97人1回

成果・参加者の感想等

子供たちは、実際に農作物を作っている生産者から畑の様子や作り方などを学ぶことで、その日の給食が特別なものになります。

農業は自然の恩恵の上に成り立っている事、給食に出てくるまでには、農家だけでなく八百屋、栄養士、調理士など、たくさんの人がかかわっていることを知る良い機会となっています。このことで、いつも食べている給食も、感謝して「残さず食べよう」とメッセージが伝えられました。

今年度は、コロナ禍での開催となり中止した学校も数校ありましたが、開催校では感染対策に配慮し、クラス単位で行ったり、広い会場を使うなど工夫して行い、子供たちにも好評でした。

学校側には生徒が地域への理解を深めることに繋がっており、生産者にも地元のファンを開拓する良い機会になっています。

今後の方向

実施した学校では、児童だけでなく教諭からも大変好評であるため、来年度は広報の仕方を工夫し、今年度以上に多くの学校で開催していきたい

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