生産者による小学校出前授業(令和元年度)

目的

子供たちに食の大切さや地域農業について伝えることで、「地元の農家を支えてくれる消費者」になってもらうことを目指す。

対象

富士市内の小学生 延べ10校 755人

内容

富士市の生産者が市内の小学生に対し、自らの農産物の特徴や作り方、美味しい食べ方について、映像や写真、農産物の実物等を用いて分かりやすく説明した。

月日場所講師(テーマ)参加人数
令和元年10月24日伝法小学校長谷川 光史氏【マッシュルーム】2年生 104人
令和元年11月05日富士川第二小学校安藤 徹哉氏【ほうれん草】3年生 52人
令和元年11月07日青葉台小学校佐野 宏一郎氏【みかん】3年生 89人
令和元年11月15日富士第二小学校鳥居 嗣代氏【しいたけ】特別支援学級11人
令和元年11月26日吉永第一小学校安藤 徹哉氏【ほうれん草】3年生 61人
令和元年11月29日富士南小学校鳥居 嗣代氏【しいたけ】5年生 170人
令和元年12月10日原田小学校半田 大策氏【かぶ】3年生 58人
令和元年12月19日大渕第一小学校藤森 守 氏【カリフラワー】4年生 91人
令和2年1月21日鷹岡小学校安藤徹哉氏【ほうれんそう】3年生 100人
令和2年2月13日吉永第二小学校芦川 由希子氏【キウイフルーツ】3年生 19人

出前授業当日の給食には、講師の栽培した農産物を使ったメニューが提供され、講師と児童が会食し交流を深めた。なお、今年度の講師は計7人であった。

成果・参加者の感想等

実際に農作物を作っている生産者から作り方や美味しい食べ方などを学ぶことは、児童には本物を体験できる良い機会となっている。生産者からは、年間をとおした作業の流れと共に、子どもたちに安全安心な農産物を食べてもらうため減農薬で栽培していることなどを伝えられた。また、いつも食べている給食は、生産者、八百屋、栄養士、調理士など、たくさんの人の力で作られており、感謝して「残さず食べよう」とメッセージが伝えられた。

学校では3年生の社会の授業で地域の農業などを学ぶこととなっている。この一環として生産者の生の授業が聞けることがありがたいとの声があった。出前授業の需要はまだまだあると見られ、学校への周知方法を改善するなどにより更に実施件数が高まると思われる。学校側には生徒が地域への理解を深めることに繋がっており、生産者にも地元のファンを開拓する良い機会になっている。

今後の方向

児童だけでなく保護者や教諭からも大変好評であるため、来年度も出来る限り多くの学校で開催を予定する。

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